俺ガイル聖地巡礼inその他(場所順)

その他の聖地をご紹介!

東京都エリア

東京駅

概要

日本の鉄道駅では最大規模を誇る、巨大ターミナル駅。彼らの修学旅行先である関西だけではなく、中部や東北にも線路が伸びていて、聖地である千葉まで京葉線や総武線で一本である。京葉線の改札口はあまりにもほかのホームから離れているため、動く歩道が設置されていることでも有名。多くの俺ガイラーの旅の出発点である。

ここが俺ガイラー的にポイント高い!

あまりにも巨大であるため、迷わないことに十分注意してほしい。また、多くの人が利用するため、これからの聖地巡礼に思いを馳せすぎたり、聖地の情報を探すのに夢中になって歩きスマホをしてしまったりして、トラブルに巻き込まれないように気を付けてほしい。

Reminiscence

「八幡よ……京の都が懐かしいな。わが魂の故郷よ。ルフランルフラン」

……そうね、こいつも俺のこと、八幡って呼ぶのね。

材木座は妙な咳き込み方ををしながら俺に寄って来る。

「なんか用か?」

「ふむぅ、用などあるわけなかろう。ただ早くもDSの充電が切れてしまってな。次の暇つぶしを模索していたところよ」

7巻 pp. 103.

葛西臨海水族園

概要

2期13話で奉仕部3人がデートした場所。入場料は一般が700円で中学生以下は250円で、館内はかなり広く、展示されている魚も多い。ハンマーヘッドシャークやフンボルトペンギンに癒されるだろう。開園時間が基本的に9時半〜17時で、毎週水曜日は休園などと巡礼する際は注意が必要。ちなみに主は初めての聖地巡礼の際に、閉園の洗礼を受けた一人である。

葛西臨海公園の洗礼

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展示数が多いので、聖地巡礼のためではなく普通に水族園として行っても楽しいスポットである。結衣が「デート」という単語を使ったのも肯ける。この水族館で泣いている大の大人がいた場合、それは失恋した男性か、あの場面を思い出して感極まった俺ガイラーだろう。

Reminiscence

「……近い」

「えへへ……」

戸惑ったように雪ノ下が身を捩っても、由比ヶ浜はそんなのお構いなしだ。ぐいっと雪ノ下の腕を掴んで寄せ、水槽の真ん中に陣取った。硝子に映る俺を見て、後ろにちゃんと俺がいることを確認する。

そして、由比ヶ浜は一瞬だけ目を瞑った。

「3人で見れて、良かった……」

11巻 pp. 300.

アクセス

葛西臨海公園駅から徒歩5分

葛西臨海水族園のwebサイトへ

IKEA立川

概要

八幡と結衣が、小町の合格祝いか誕生日祝いを買いに来た場所。もはやデート。「あっちのイケアも見に行ってみる?」と結衣は指差しているが……

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聖地特定班を泣かせた聖地。なぜか立川。船橋から立川までは電車で一時間かかるのだが……修学旅行でのスポットを回る速さといい、なるほど、奉仕部はなかなか良いフットワークをしているようだ。

Reminiscence

「よし。目的も果たしたし、帰るか」

「果たしてないし帰らないし……」

意気揚々と引き上げようとする俺の袖を由比ヶ浜がため息交じりに掴んで引き留める。

「あ、じゃあ、あっちのイケアも見に行ってみる? 結構、雑貨とかあるし」

                                 12巻 pp.308.

快活CLUB 東久留米滝山店

概要

コミック・カラオケ・インターネット・鍵付き個室といったコンテンツに加え、ドリンクバー無料やアイス食べ放題など、サービスも盛り沢山なシェアリングスペース。安い値段で色々楽しめる娯楽施設だ。

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八幡と結衣のように、ペアフラットシートで二人で作業したり映画を見るのも一興だろう。男二人で使用しても何も問題はない、堂々と突撃しよう。

Reminiscence

「それで……」

囁く声は途切れがちに、肩に感じる重みは確かなものに変わる。

「こんな日がずっと続けばいいのに……って、思うの」

消えそうなくらいに、小さな声で呟いた。その言葉が空気に溶けきってしまうくらいに長い時間が経ってから俺は頷く。

「……そう、だな」

13巻 pp.204.

珈琲や 東小金井工房

概要

八幡と結衣が、捨て企画のリークを陽乃に依頼をするために訪れた場所。こだわりのコーヒー豆から、「お好みの焙煎」で一人一人に合った“美味しい”を見つけてもらうことをコンセプトとしている珈琲店だ。

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結衣が自分たちの関係が共依存ではないと否定するため、わざわざ戻って陽乃と話したシーン。結衣のひたすらにまっすぐで、純粋な心に、もう全部なくなったと思ってた涙が勝手に出てきました。

Reminiscence

「……でも、共依存なんかじゃないです」

顔を上げると、彼女にそっくりの顔が、なんでって首を傾げてる。そのせいで、胸の奥がずきっとして、そこを握りしめると、もう全部なくなったと思ってた涙が勝手に出てきた。

きっと、あたしがわかるのはこれ。これだけ。これがあるから、自分の気持ちを信じられる。

「だって、こんなに痛いから……」

13巻 pp.333.

店内の模様

小金井公園 たてもの園前広場

概要

昇降口で待っていた結衣と共に向かった公園。80haと都立公園の中では最大規模を誇り、「日本さくら名所100選」に選ばれる観光地でもある。今さら「稲毛海岸駅から90分はかかるぞ!?」などと無粋なことを言ってはいけない。

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彼と彼女を見守りながら、ひそかに想いを寄せていた少女の、ひとつの物語が終わった場所。ベンチで静かに一人で泣いている人がいたら、そっと寄り添って一緒に泣こう……

Reminiscence

「いつかもっとうまくやれるようになる。こんな言葉や理屈をこねくり回さなくても、ちゃんと伝えられて、ちゃんと受け止められるように、たぶんそのうちなると思う」

まとまりきらない言葉を、ゆっくり慎重に口にする。いずれ、俺が少しはマシな大人の男になれば、こんなことだって躊躇わずに言えるようになるのかもしれない。もっと別の言葉を、違う気持ちをちゃんと伝えられるようになるのかもしれない。

「……けど、お前はそれを待たなくていい」

どうにか絞り出して最後まで言い切るのを、由比ヶ浜はカップをぎゅっと握り締め、黙って聞いてくれていた。だが、とりとめのない言葉すぎたのか、彼女は困ったように笑う。

「なにそれ、待たないよ」

14巻 pp.340.

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